しあわせなお脳

 今日の衝撃は《秒速5センチメートル》。すごい! 新海誠すごいよ! 美しすぎる。1章を観せてもらっただけですが泣きました。でもわたしは攻殻一筋だから、なんてちょっと意地を張ったりしてみる。美しさと俗っぽさが共存する攻殻のが個人的には好きです。なによりバトーさんと明夫さんの最強タッグにめろめろです。もうね、バトーさんは存在そのものがエロス。



 上の写真の豆腐ドーナツが食べたいのに、お店の場所が行動範囲からちょっとずれていてなかなか買いにいけません。その代償行為なのか、げろげろに甘ったるくてちょっとうざい話を脳が欲しているので、欲望に忠実になってみました。読み返してちょっとへこむくらいくだらないです。ていうかありえない。バトーさんもトグサくんも絶対に任務を放棄していちゃついたりしない。でもいいのです、妄想だから。ここは理性の墓場だから。ただ、バトーさん受け主義に反しているような気がしないでもないなあ、とか思います。むしろトグサくんを受けとめちゃってる。

 個人的に、いい年してピュアな愛情とか言ってみたりやたら一途だったりおいてきぼりにされるとすぐにすねちゃったりするバトーさんは、ものすごく受け属性でちょっとM男な気がします。強引に迫られると流されちゃいそうな。逆に、なんだかんだ言って既婚者でスーツ組な隊長になっちゃうトグサくんは、Sというか世渡り上手というか、人懐っこくて誰からもむげにされない感じで、無性にバトーさんとからめてみたくなるのです。バランスがいいから。

 まあでもたまには均衡を保つ感じの力関係も面白そうだなあと思いまして、『しあわせなSAC』シリーズを始めてみました。あの調子で26話続くとなると、さぞうざいだろうな、とわくわくします。どこまでもしあわせなお脳の持ち主です。